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◇本日のお題目は露出モードについてである。カメラ雑誌の写真コンクール欄を見ると、
露出のモードはプログラムが5割くらいで、後の4割くらいが絞り優先である。
最近のカメラは優秀でこれらのモードにしておけば大きな失敗をすることは少ない。
「適正露出で撮る」という考えならこれが正解だ。
◇この話を先輩カメラマンに話したら非常に驚いていた。
少なくともプロの場合は絞り優先はあまり使わず、
オートで撮る場合はシャッター優先を使うことが多いからだ。
人によって好みもあるがマニュアル5割、シャッター優先3割、
プログラム2割というような感じで状況により使い分け、
絞り優先は殆ど使わないといってよい。
◇例えば、夜間のサッカーの試合の場合「いくつで撮った?」
と聞けばそればシャッター速度の話である。
200ズームだろうが300ミリだろうが絞りは開放で使うのでF2.8が相場である。
スポーツ写真を撮る場合は被写体ブレが問題になるので特にシャッター速度に気を付ける。
サッカーだと動きが速いので640分の1秒以上、
陸上だと横から撮る場合は1000分の1秒は欲しい。
ただし正面でカメラに向かってくる被写体の場合は動きが少ないので500分の1秒くらいで
問題ない。つまり状況によって適正なシャッター速度があるのだ。
よって絞り優先モードが選択される余地はない。
◇スポーツ以外でもシャッター速度が常に意識される。
例えば200ズームを使う場合、ブレると駄目なので手持ちで
250分の1秒以上で切りたい。手ブレや被写体ブレを起こさない
シャッター速度を常に意識するのだ。三脚を使えばと思うだろうが、
報道陣がウジャウジャいる時が多く普通は使えない。
ということで報道の場合は常にシャッター速度を中心に露出が決定される。
それが一般の場合は少し様子が異なるようだ。
まず撮ることが重要なので初心者の場合はプログラムモードを多用する。
少し慣れてくるとプラスやマイナス補正を覚える。
さらに被写界深度覚え、絞り優先モードにたどり着くという訳だ。
確かに絞りを気にすることは重要であるがブレてしまっては絞りなど関係なくなるのだ。
「まずブレないこと」これが重要だ。

このような風景はブレると台無し、200分の1秒で切る、
もちろん手持ち撮影だ。

雨の竹下通り、200分の1秒で切りたいからISO400にカメラを設定

20分の1秒で撮影、ブレやすい条件なので多く撮るのがコツ
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